海とうに

房総ビーチコーミングで不思議なものを探して・・・
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『放課後の時間割』 岡田 淳 (偕成社)


小学生の時に読んでとても大好きだった一冊。
美術の先生が美術室に住む<学校ネズミ>から不思議で面白いお話を聞かせてもらう放課後の時間割。

その中の「赤い潜水艦」というお話がとても切ない…

海が好きな少女が堤防からすべって落ちて、気が付くと潜水艦の中にいた。
けれどその潜水艦は自分はトビウオだという。
汚れてしまった海に一匹だけ生き残ったトビウオは
ゴミや汚れた水を飲みこむたびに大きく頑丈になっていたそうだ。
カラフルに色を変えるトビウオの胃の中で
少女は話を聞きながら海中遊泳を楽しむ。
日が暮れて学校のプールまで送ろうといったトビウオは、
少女がプールサイドで気が付いた時には見当たらなくなっていた。
次の日の朝、学校のプールはゴミやヘドロで汚くなっていた。
掃除をしていた先生が一匹のみすぼらしいトビウオの死体を見つける。
まわりの子をつきとばすようにとびだしてきた少女は
トビウオを胸に抱き声を上げて泣き出した。


小さい頃は汚れた狭い海と微かな潮の香しか知らなかった。
大人になって海が果てしなく広くて潮が心地よいのを知った。
生き物がたくさん住んでて美しい海をもっと知りたいと思った。
だからひたすら時間を忘れて海辺を歩いているのでしょうか・・・
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